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身近な野鳥アンソロジー風渡る空に舞って

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〈身近な野鳥アンソロジー風渡る空に舞って〉

著者:朱里コウ / 岡田朔 / 汐埼ゆたか / 佐崎らいむ / 佐鳥理 /
   美森萠 / かわせつきひと
装画:近藤朱

発売日:2023年9月20日
判 型:B6ソフトカバー(128㎜×182㎜)
価 格:1500円+税
単行本:‏ 272ページ
ISBN : ‎ 9784910699028

- 概要 -

「野鳥×物語」
七名の作家による、七種の身近な野鳥を題材とした、書き下ろしアンソロジー小説。

目次
1 サシバ   「風渡る空に舞って|朱里コウ」
2 ゴイサギ  「ずんぐりの青を待つ夜には|岡田朔」
3 ムクドリ  「降りそそぐ声は|汐埼ゆたか」
4 シジュウカラ「君とこの空の下|佐崎らいむ」
5 ホシハジロ 「蹴って、蹴って|佐鳥理」
6 ホトトギス 「ホトトギスが歌う森で|美森萠」
7 ハクセキレイ「錆びたポスト|かわせつきひと」

〇読者対象は中・高生~一般
一般向けの文芸小説ですが、児童文学のような温かさ、希望のある物語です。

〇図鑑よりも詳細に野鳥の生態がわかるだけではなく、お目当ての野鳥を探し求める臨場感も味わえる!

〇すでに観察歴の長い方も「わかる!」「この感情あるある」と共感できる。シジュウカラの言語を利用したミステリー、孵化から巣立ちを追った小説もあります。

〇様々な地域の身近な野鳥が題材となっているため、ご当地小説的な側面もあり。


〈風渡る空に舞って・あらすじ〉

 高須苺衣(たかすまい)は、地元高知の大学に通い、教師を目指している。うまくいかない日々に疲れ、鷹の渡りを見にいくが一羽も見つからない。畑の真ん中で途方に暮れていると、「鷹を探しているの?」と派手な髪色の女性から声をかけられた。彼女は苺衣の通う大学のよさこいチーム〈とぎの旅〉の振付けをした有名なダンサーで――

〈ずんぐりの青を待つ夜には・あらすじ〉

 中学二年生のつぐみは夏休みの二週間、愛知県にある祖母の家に、母と共に滞在している。レビー小体認知症という病気を患う祖母の、身の回りの世話を手伝うためだ。物忘れや幻視の症状が出ていて、優しく、ユーモアに溢れていた祖母は、会わなかった五年で別人のようになってしまっていた。
 ある雨の日、つぐみは母から祖母のことを頼まれるが、少し目を離した隙に外に出てしまい、行方がわからなくなってしまった。どうやら以前にも大雨の日、家を出たことがあったようだ。それが想い出の鳥〈ずんぐりの青〉に関係しているのだと知って――

- とりのこ制作室より -

野鳥の出てくる文芸小説をお探しの方にぴったり。
生き物が好きな方、自然を愛する方、鳥好きさんや、野鳥の素敵さを啓蒙したい方。優しい気持ちになりたい方、ヒューマンドラマが好きな方、たくさんの方に楽しんでいただける、文芸小説です。

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